OBOG春の集い
2023/04/26 UPDATE
OBOG春の集い
2023年3月5日
有明セントラルタワー ホール&カンファレンス

現実を乗り越える知恵の共創と将来に向かう姿勢を共有
OBOG会手づくりの「春の集いワークショップ」を開催しました。
2023年3月5日(日)昨年秋からOBOG会のコアメンバーが試行錯誤の限りを尽くして準備した自主企画「OBOG春の集いワークショップ」がついに実施されました。
 このワークショップは、OBOGが教育の現場で抱える様々な問題や乗り越えの体験を共有し、一緒に「どう解決するか」を話し合い、更には近い将来にむけてどういう姿勢で取り組んで行くかについても共有しようという、幅広いテーマの「学び合いと支え合いの場」です。
 忙しい3月という時期に、26人が有明セントラルタワーROOM1に集結。リアルで「学び合いと支え合い」の1日を過ごしました。
 たとえ上手く行かなかったとしても、自ら進んで自分たち教職員の悩みを調べて話し合い、試行錯誤して講座を手づくりする行動こそが「将来千人を優に超える特大教職員集団の『学び合い支え合い』の渦をつくるのだ」という信念をもち、OBOG代表数名がコアメンバーとして企画をスタートしました。
 閃いて乗り越えてを繰り返して、みんなのために、メンバー5人が創り上げたワークショップ。以下はその一日を追った取材記です。是非お読みください。
まずは、プログラム全体(当日の流れ)をご紹介。
中身濃く充実した内容であること、当日のタイムキープも含めた役割分担などがち密に設計されています。ここに至るまでの数か月の共創は、手が腫れてグローブになるまで拍手を贈りたいと思いましたが、ここは我慢我慢。
○春の集いワークショップ 当日プログラム
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朝から爽やか元気はつらつ♪ リーダー高田風花さんの開会の辞でスタート
 写真のとおりcuteな高田さんですが、昨年の秋、OBOG会会長の尾形さんから白羽の矢で選ばれた「春の集い」リーダーです。そして千里先の生徒の心をも動かすと言われる魂の声の持ち主です。このワークショップの主旨、これまでの準備のプロセスを語り、コアメンバーをきちんと紹介。いやあ皆目が覚め、心引き締まりました。
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開会宣言と趣旨説明する高田リーダー。微笑ましくもしっかり心に届くスピーチでした。
○コアメンバー
リーダー : 高田風花さん (1期生 早稲田大学大学院卒 高校教員)
企画 : 尾形光祐さん (1期生 筑波大学大学院卒 中高一貫校教員)
中山優香さん (3期生 上越教育大学卒 小学校教員)
広報 : 平野亜美さん (1期生 鳴門教育大学大学院卒 小学校教員)
運営 : 山下慎司さん (2期生 立命館大学卒 中学校教員)
そしてワークショップはスタート。最初のセッションは「明日から使える!教員便利グッズ」グッズそれぞれに、OBOGそれぞれが子どもを思う気持ちと創意工夫の知をグループで共有します。
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 いやあ、アイスブレイクを兼ねたこのセッション実に巧みに出来ていました。凄い。教職員の皆さんが子ども・生徒のことを思いやり、授業や事務の効率化ひいてはICTの推進を考えて、選んだり買ったり作ったりの優れものなのです。いわば愛と熱意の結晶。参加者全員が情報提供してくれました。
 高田リーダーが司会進行。4人グループに分かれて、自己紹介のあとそれぞれが選んだグッズの説明。なぜそれを選んだか、どんなときに使うのか、きっかけは何だったか、どんな人に勧めるかを共有します。皆さん硬さはもちろん吹き飛んで、自分のグッズを選ぶに至る苦労の話、グッズがもたらした子どもの喜びの声や授業がうまくいったという体験談。「役立つ~(^^♪)「面白い~(^^♪)「いただき~(^^♪)」盛り上がりましたねえ。ほんといい表情です。和んだ上に思いのたけを自己開示、そのうえに知恵が手に入り、皆さん乗っけから感激していました。「こんな痒いところに手が届いたお土産が貰えるなんて、大助かりです。チョークホルダーgoodです。すぐ取り寄せます。」「みんな工夫していると感心します。」「子どもを思う気持ちと授業の効率化など、様々なことを考えているのが分かり、刺激になりました。」など
 休憩時間中に聞いたら喜びの声がたくさん帰ってきました。
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 沢山のグッズのほんの一部ですが紹介します。ホント気づかいが行き届いているし、センスがいい。いっぱい調べたのでしょうね。学びの効果を上げるグッズ、授業で困らない、盛り上がるグッズ。書籍出版したいくらいの数々です。
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 今回の参加者約26人全員が、忙しい中「便利グッズ」と「アピールポイント」を各々3点くらい送ってくれました。紹介したのはそのうちの8人分です。

 あっという間に1時間が過ぎ、第2セッションの始まりです。
「もう少しあなたのことを教えてください!」もっと仲間を知ってより交流を深めるねらいです。司会進行は中山優香さん。
 中山さんは高い向上心を持ち、考えたら即実行する教員(3期生)です。年長者のコアメンバーに自ら志願して参加しました。まずは自己紹介「3期生で、長野県の小学校教員2年目忘れ物がとまりませーん」と笑いを誘います。試行錯誤して考え抜いたセッション、緊張のスタート。
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中山さんは、フランクでざっくばらんなキャラクターです。そして努力家。OBOG会の貴重なホープです。
STEP1は何と「仲間を知ろう フルーツバスケット」
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 円陣に席を配置。こんな人と言われて該当する人が違う席を奪い合うという若者肉体派ゲームの古典。懐かしい。それに「頑張ったことの告白」を加えたのが流石です。
 椅子に座れなかった人が「名前とこの一年頑張ったこと」を発表して「次のお題」を出します。中山さんの説明は多少の緊張はありつつも、歯切れよくわかりやすく、良い流れを作っています。「1時間以上電車に乗って学校に通っている人!」ドタドタバタバタキャーキャーワイワイ「指導案の直しで頑張りました~」パチパチパチ。こんな感じでどんどん進んで行きます。
 「会議でうとうとしたことある人~!」「女帝の特訓に耐えています~(なんだこりゃ)」「紐靴はいている人~」「ICT主任になってICT教育を進めました。」などなど。おお、ここで佐々木玲奈さん(1期生 関西大学卒)ゲット!卒業後歌手になり活躍する彼女。持ち歌のサビを即興アカペラで披露。いや~毛先までしびれてしまいました~(^^♪
 皆さん、是非紗々木レイナで検索してみてください。
フルーツバスケットで身も心も頭も十分にほぐれたところで、STEP2「褒め褒めタイム」スタート
これは、校種別グループに分かれて「今年頑張ったこと 上手くいったこと」を共有し褒め合うというセッション。なるほど、フルーツバスケットが伏線になっているのですね。
この配慮が流石。同じ校種のグループ設定ということもあって、自己開示が深まります。
「不登校の児童と毎日毎日欠かさず話を続けています」(特別支援教員)
「(職場の年長者から)失礼なことを言われる中耐えて頑張っています」(小学校教員)
「校務分掌の嵐に加え、若手は雑用当たり前の中、何とか頑張っています」(中学校教員)
 どんどん出てくる濃い内容。とおもうと「リコーダーの穴を白いペンで縁取りしました。子どもが指を押せない穴がわかるように……」(小学校教員)と周りを和ませるお話が出たり、話は弾み、声も仕草も大きくなっています。やはり頑張ったとなると皆さんお仕事、専門分野のことになりますね。
続いて
STEP3は「来年に向けての反省点」。個人で紙に書き出してから4人グループで共有
頑張ったことを褒め合い十分心は洗われ、存分に自己開示できる仲間となった。そこで今度はじっくりと反省点を共有する。いい流れです。
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「苦手な業務の効率化がまだまだ。何とかします。」
「保護者対応。理由をちゃんと説明できるように考えます。」
「ずさんは許さないこと。いいやで済ませないこと。」
「全員がわかって楽しい授業にすること」
「日付だけ変えて昨年と同じ内容のもの、絶対につくらんぞ!」
「保護者がすぐ相談できる先生になるよう頑張ります。」
 など、皆さん日頃良く考えているからなのでしょう、どんどん発言しています。そして、聴き上手です。どんなことか、(やんわりと)なぜかなど、突っ込みを入れて話を広げたり深めたり。これなら、話すほうも聴くほうも関係が発展しながら知恵や技術も共有できる。
 なおかつ誓いを実行に移す勇気も沸いてくるでしょう。
 そして、皆さん多方面に問題意識をもって仕事に取り組んでいることがよくわかります。その真摯な姿勢に脱帽です。
ここで待ちに待った昼休憩♪と思いきや、おお、OBOG会長の尾形さん登場。その風格がなせる業か、参加の皆さん引き締まった雰囲気に変化。
「みんなのお悩み投稿」一枚のカードに「関わり方についての悩み」を書いて、校種別投票箱に入れてから休憩との説明。
お互いによく聴いて受け容れる関係が進み、もっと自己開示しても大丈夫だという安心感ができて、いよいよ「現実の悩み共有と話し合い」のステージへと移行します。期待が膨らみます。
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若者にも偉い人にも見える尾形さん。話しぶりもゆったりと、丁寧でわかりやすい言葉づかいです。
 昼休みは、数年ぶりにリアル再会した人が盛りだくさん。女性が多いこともあって、明るく近況を伝えあう笑顔の花畑となりました。
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若い!○○○○どれにしようかしら。どれも食べたいと迷う3人
13:00過ぎに午後の部スタート。「こんなときどうする?」校種別のグループに分かれ、それぞれが投票箱から1枚無作為に選んだ「お悩みカード」の内容について「解決に向けてどうするか」を話し合うセッションです。
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中学校教員のグループ たまたま全員男性。思春期になってきた生徒の話。みんな真剣に「どうしようこうしよう」を出し合ってはうなずき・・・
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特別支援教員と大学教職員のグループ。特別支援の先生はホント“きめ細やかな心配り”をしているのに感心します。大学事務職も様々な相手に気を遣うお仕事ですね。おつかれさまです。
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こちらは小学校教員グループ。隣の島からも集まって合同で問題解決の話し合い。小学校教員の方はときどき仕草に小学生の仕草になるのが微笑ましいです。
いくつか話し合いのテーマをご紹介。
①休み時間に一人でポツンとしている子の対応
「先生としてどこまで介入するかがなあ……」「まず声をかけて、聴くことだね」「教師はセーフティネットとして機能する……こういうときは教員一人で抱えず、その子とつながりがある子に協力してもらうとうまく行く」「その子はどう思っているのだろう。……」
②納得行かないルールをどのように説明するか
「たとえばうちは、授業中水分とって良いのかですね」「私(の学校)は、夏とか倒れちゃうから飲んで良いと全面認めている」「場合によって分けている。例えば……」
「授業中トイレに行って良いのか?」「ちゃんとことわればよしとする」「様子をみて個別判断」……
③ゲーム依存症の、学校に来られない子がいて、父親が家にいるときは登校する。
父親はそのことを知らない。
母親はそのことを知っていて父親に言わない。
④障がい者である親御さんとの対応
⑤自分の苦手な教科を教えなくてはならないときどうする?
 いやいや、投票箱から取り出される悩みの数々、どれも難問で解決策は一つではないです。
 驚いたのは皆さん当事者意識が高いこと。すぐにその対象となっている子どもの気持ちになれるし、そこから先生の立場に立った考えも述べている。「そういうのわかるなあ」「私の場合はなあ、でもこの先生はきっとこう思っているのと違うかなあ」と当事者本位に発言する人の一方で「わしははっきりと駄目というべきだと思うよ。そこで言わなかったらその子は・・・」と身振り手振りで熱く語る人「結局ひとそれぞれ持ち味が違う。その人流でいいと思うなあ」と冷静な人。皆さん素のままありのままの自分をさらけだしている様子。いやあ個性豊か。実に建設的な話し合いの場となっている。
 このまま話は夜中まで続いてしまうのではないかと思ったら、次のSTEPに移行
次のテーマは「グループ内で自分の悩みを開示して共有しよう 35分」
Oh!凄い。悩みだけで90分語り合える仲間たち。教員という仕事の中身の濃さはいつ聞いても驚きに満ちています。そして何といっても、この参加者の本気が凄い。
「グループ話し合いの内容を全体に共有します。」との尾形さんの号令で、全員にむけて各グループの代表が発表します。
いくつかご紹介
・ クラスで独りぼっちになっている子をまわりとどうつなぐか
 なんで独りぼっちかは、皆共感できる背景があると話し合い、自分のクラスの子と照らし合わせ、その子の友達の様子も聞いて、皆でつながることを考えるということで共有しました。
(中学校教員グループ 奥村さん、山下さん、大隅さん、坂浦さん)
・ (小学校の)子どもで、口に手をつっこむとか癖があって支援を要する子の問題
 その子のいないときにクラスに説明する。「みんなに悪気があってしているのではない」
 「その子自身も困っているのだ」ということを伝えて行き対応を広めて行きます。
(小学校教員グループ 佃さん、普久原さん、坂本さん)
・ 今後のキャリアの悩み(結婚 子育てなど)
 20代までは仕事だということが共通していましたが、同僚の中には「早めに子育てしたほうが楽」という人もいて、生き方は色々あることを共有しました。
(特別支援 大学事務職グループ 森井さん、坂浦さん、中迫さん、阿井さん)

 その他にも、たとえば「なんでも個性だと許すのは、何でもしてよいにつながりわがままが育つのでは」「日本語が話せない子どもへの対応をどうするか」「音楽の授業の悩み」や「クラスで盛り上がったアイスブレイクを教えて」という楽しい悩みもあり、様々なテーマで「三人寄れば文殊の知恵」を発表していました。
そして、熱気に包まれた中いよいよ最後のセッション。
まずは「自分の強みと弱みを書き出す」個人ワーク。「おおこれは難しい」と思いきや!!
 皆さん凄いことに、強みと同時に弱みが書けてしまう。例えば「子どもと仲良くなれる」を長所にあげるとすぐに「ルールを徹底できない」を短所に書く。このスピードと量が凄い。
 10分弱で10くらいの「長所短所セット」を書いてしまう。只者ではない!と感動。発表を聞きたかったが、この回は共有と発表はないとのこと。どうやら次のステップを考えるための準備作業だった模様。そして最後のセッションへ。
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「あなたにとってプロフェッショナルとは」を書いて全員が個人発表 おお、これが本日の結びなのか~!
 このテーマ、企画段階でコアメンバーと財団事務局が話し合う中で、「10年後の自分の姿」とか「将来の目標」というお題だと、現在意識している能力の延長で考えてしまい「もっと寄り添える教員」「感動する授業」といった抽象的なアウトプットになりがちなので、「教員のプロとは」をテーマ設定し、その人が教員として追求する専門性と矜持のようなものを考えて文章化してもらおう。そのほうが具体的な中身になるので、現業の役に立つだろうという結論に至ったものです。
 パワポにある言葉を補足し、「プロとは何かの定義めいたもの」について尾形さんを財団事務局がフォローして説明。「プロとは、専門家。職業として行うさま」「プロは、その専門性を頼りに相手が会いに来て対価を支払う」「プロは、一流の仕事で尊敬を集める」「例えばイチローとか大谷とか、将棋の藤井翔太とか、プロを極めた人は、達成するたびに、目標を高めて行きますね。」と説明は続き「皆さんが思い描くプロの教員とは何でしょう?」と問いかけます。
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果たして皆さんの描く教員のプロとは?以下に列挙します。
・ 色々な引き出しがある人……いわばその道の百科事典
・ 「将来、一緒に働きたい」と思われる子どもを育む教員
・ 変わり続ける人 苦手を克服して「出来る」を増やし続けること
・ betterを追求する(しつづける)教員
・ 子どもたちが「自分でできる」ために、気づいたら、困ったときに「そばにいる」
 頼れる存在
・ 言葉や文化が違っても、世界と繋がることができる人
・ 子どもの思いを受けとめ、授業で勝負
・ 幸せの追きゅう(求、究)自分も含めて、子どもの今と今後の幸せを考える核がある。
 「こうなってほしい」が明確になっている 自分の幸せも同時追求できる
・ 子どもが“実は”と告白してくる強みをもてる
・ 私ではなく、私がしたことが子どもたちの力になれたら
・ 自分の信念を体現している人
・ 常に学び続けて進化できる人
・ 先手を打つために学び続ける人
・ 自分も子どもも一日一笑いできる、クラスづくり授業づくりができる人
・ 自分の機嫌が自分でとれる人
・ いつまでも謙虚に学び続ける
・ 教え育てられる人
・ 仮面なしで勝負できる教師
・ 変化を厭わない、ジェネラリストのスペシャリスト
・ 余裕、自信、実力 人からプロフェッショナルといわれる人
・ 社会に価値を創造できる人材を輩出する人
・ ワクワク
・ 「生きる」のって楽しいんだ!を体現して伝えられる先生
・ “誰かのように正しく”ではなく“誰かのように魅力的に”
・ 保護者、教職員、教科指導、生徒指導・・・伝わるように伝える力のある人
・ “みちしるべ”欲しい言葉をくれる人

 この人財たちは、教員として、子ども・生徒を全身で受け止めながら、様々なお仕事と真摯に向き合って、現実乗り越え真っただ中にいる。しかしブレがない。だからこそ言葉にできる本質的な人間観、職業観そして真摯な姿勢。
 皆さんが考えた「教員のプロとは」には、まさに彼らを支える「芯」と「目指す姿」が描かれている。推薦依頼大学の選んだ「取って置きの人材達」は修了後も一層成長し続けていることがよくわかる。
 少々ハードルが高いのではと気になった最後のセッションも問題なく終わり、学びも交流も中身濃かった一日もいよいよフィナーレへ
ここで、忘れてならない、コアメンバーの重要なお二人の紹介。
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 一人は「運営担当」の山下さん(左)。彼は、自称“駅伝LOVE”というだけあって、発表者が立つと同時に軽やかに走り、手元にマイクを届ける。それにとどまらず、登壇者、発表者が心地よく話せるように気配りをしてサポートする達人なのです。そして、次回企画のリーダーに選ばれました。
 もう一人は「広報担当」の平野さん(右)。今回の概要案内から出欠管理のフォローまで一手に引き受けてくれました。皆さんご存じの近況レポートやスキルアップセミナーの公式LINEでの案内、アンケートの展開と集約なども担っていただいています。無くてはならない存在です。
というわけで、めでたくワークセッションは終了。高田リーダーの締め~記念撮影。
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いやあ、いい笑顔ですね。ハードな一日、支え合って頑張った充実感が溢れています。
記念撮影の後は、恒例のミニ懇親会。ハードな一日を終えてもなお、活発にコミュニケーションをとり「学び合い支え合う」関係を深めていました。
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 最後に
 今回のOBOG手づくりのワークショップ、発案から実施の隅々まで自分たちでやり遂げたことは大きい。次の幹事年に引き継ぎ、今回のメンバーがサポートに回ることで、中身を更に充実させること。このことを毎年続けて行うこと。そうすることで、どんな組織や集団においても難しい「タテ交流の幹」が太くて強いものとなって行く。
 そして毎年ブラシュアップされ、新たな企画を加えたワークショップや講義、マニュアルやツールは、10年たったらどんな書籍教本をも上回る知的財産となる。それは、外部のどんな優れた講座もかなわない、人を育む力をもつものになるだろう。
 是非この引き継ぎ活動を永く続けてほしい。
今回、このコンテンツは奨学生のOBOGおよび奨学生、関係者に配信いたします。
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